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デリケート【新刊】/ 山口慎太朗
¥1,980
◯ あらすじ 就職活動をすぐに諦めた折原明(おりはら・あきら)は、大学を卒業して「新宿檸檬シアター」という小さな映画館で映写技師としてアルバイトを始めた。お金がないことを理由に、同じ映写技師の美工藤絵理(びくどう・えり)とワンルームでの共同生活を始める。東京・新宿のミニシアターを舞台に繰り広げられる、若者たちの青春群像小説。 - ◯ 山口慎太朗(やまぐちしんたろう) 1993年熊本県生まれの作家/脚本家/歌人。 本の読める店「fuzkue」スタッフ。 ラジオネーム「ファイヤーダンス失敗」として様々なラジオ番組に投稿。SPACE SHOWER TV『PLAN B』(chelmico編)にて作家デビュー。 脚本を務めた映画『アボカドの固さ』が第41回ぴあフィルムフェスティバルにてひかりTV賞を受賞。 短歌連作『怒り、尊び、踊って笑え』『Emerald Fire』が第二回・第四回と笹井宏之賞最終選考に残る。 2020年に著書『誰かの日記』を上梓。 - 状態:新刊 ※ こちらは古本ではありません。 - 表紙写真:新藤早代 モデル:7A 造本:新島龍彦 印刷・製本:有限会社篠原紙工 表紙用紙:ロストンカラー 220kg 本文用紙:OKプリンセス 4/6Y 66kg 表紙印刷:活版印刷 大断ち・PUR製本 ページ数:178p サイズ:170×130mm 発行:2024年3月 - ◯ 著者が書いた日記 『二十七歳の日記』 https://sawarasha.theshop.jp/items/68107538 『二十八歳の日記』『二十九歳の日記』 https://sawarasha.theshop.jp/items/71092947
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短篇集 / 柴田元幸 編、円城塔、小川洋子、クラフト・エヴィング商會、柴崎友香ほか
¥123
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僕はこれまで何冊か、英米の小説のアンソロジーを編んできていて、そのたびに内容には自信があったが、今回もまったく同じ自信とともに、この本を世に送り出すことができる。 (「編者あとがき」より) ◯ 収録作品 クラフトエヴィング商會 / 誰もが何か隠しごとを持っている、私と私の猿以外は 戌井昭人 / 植木鉢 栗田有起 / 「ぱこ」 石川美南 / 物語集 Comes in a Box /朝の記憶 小池昌代 / 箱 円城塔 / 祖母の記録 柴崎友香 / 海沿いの道 小川洋子 / 『物理の館物語』 ※「植木鉢」、「朝の記憶」は書き下ろし、それ以外は雑誌『モンキービジネス』掲載作品。 - 状態:C 初版、帯欠、天・地にヨゴレ僅少、全体的にややイタミあり - サイズ:188×130mm 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2010年、ヴィレッジブックス
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ガリバー旅行記 / ジョナサン・スウィフト、柴田元幸訳
¥123
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1726年にロンドンで刊行された『ガリバー旅行記』は、アイルランド出身の聖職者でジャーナリストのジョナサン・スウィフトが書いた4部構成の諷刺小説です。現在にいたる300年のあいだ、世界中の子どもと大人に読み継がれてきました。 次々と起きる出来事、たっぷりの諷刺、理屈抜きの面白さ! 本書は定評と実力をそなえた米文学者の柴田元幸が、「お茶の間に届くこと」を意識して、朝日新聞に好評連載した翻訳の書籍化です。 夏目漱石は『ガリバー旅行記』の諷刺の特質を論じて「古今の傑作」と高く評価し(『文学評論』「スウィフトと厭世文学」)、20日世紀の傑作諷刺小説『動物農場』や『一九八四年』を描いたジョージ・オーウェルも「飽きることなどまずあり得ない本」と賞賛しました(「政治対文学――『ガリヴァー旅行記』論考」)。 物語は嵐にあって船が難破、必死に泳いで辿り着いた島が小人国のリリパット。そして次には巨人国のブロブディングナグ、空飛ぶ島のラプータ、支配される島のバルニバービ、フウイヌムと呼ばれる馬たちが暮らす理想郷へと……4部構成で縦横無尽にすすみゆきます。 訳者解説では『ガリバー旅行記』の出たとこ勝負で縦横無尽に進んでいくストーリの面白さの特質が分析されています。 作品を創造的に描きこんで連載時より好評を博した挿絵の平松麻による口絵4頁つき。 (出版社HPより) - 状態:A 1刷、帯付き、小口に僅かなヨゴレあり - サイズ:188×134mm 装画・口絵:平松麻 装幀:田中久子 発行:2022年、朝日新聞出版 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
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圏外へ / 吉田篤弘
¥123
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世界はもう そんなところまで 来ているのかーー 大変だ。 「カタリテ」と名乗る小説家は、書き出しで行き詰まる。 やがて、物語は自在に動き出す。 「カタリテ」の手を遠く離れてーー。 南新宿路地裏の「亀裂」に注意せよ。 (帯文より) ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:B 初版第1刷、帯にシミ僅少、カバーフチにキレ僅少・イタミ少、カバー背下部にムレ少、角イタミ少、三辺シミ、小口にヨゴレ少、ヤケ - サイズ:188×133mm(厚さ440mm) 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2009年、小学館
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フィンガーボウルの話のつづき / 吉田篤弘
¥330
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ビートルズの「ホワイト・アルバム」と呼応する物語がゆるやかにつながる、連作短篇集。(出版社紹介文より) - 著者の小説家としての単行本デビュー作。 2019年に平凡社より「書き下ろし解説などを含む最新リマスター版」として新版が出ているが、こちらは旧版。 - ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 東京生まれの作家。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:B 旧版、初版、帯欠、カバーにヨゴレ・イタミ少、ヤケ - サイズ:193×134mm イラスト:吉田篤弘 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2001年、新潮社 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
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ピクニック、その他の短編 / 金井美恵子
¥123
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感覚的、幻想的イメージ、風刺と暗喩の交錯する詩的文体。時間と空間を否定した特異の作品世界を築き、「桃の園」に描かれる記憶の不明をはじめ、作品の底に澱のように淀む家族の影は、現実の不安を描出する。表題作「ピクニック」のほか、「競争者」「窓」「木の箱」「月」「既視の街」「くずれる水」「豚」「鎮静剤」「家族アルバム」「あかるい部屋のなかで」の12篇を収める短篇集。 解説:堀江敏幸 ◯ 金井美恵子(かないみえこ、1947年 - ) 1967年、「愛の生活」で太宰治賞次席を受賞し作家デビュー。翌年現代詩手帖賞受賞。 小説に『プラトン的恋愛』(泉鏡花 文学賞)『タマや』(女流文学賞)『兎』『岸辺のない海』『文章教室』『恋愛太平記』『噂の娘』『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』『お勝手太平記』『カストロの尻』(芸術選奨文部科学大臣賞)『『スタア誕生』』など。エッセイ集に『夜になっても遊びつづけろ』『目白雑録』シリーズなど。 - 状態:A 8刷 - 装幀:菊地信義 発行:2022年、講談社
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Bolero 世界でいちばん幸せな屋上 / 吉田音(吉田篤弘・吉田浩美)
¥123
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この本は、人の「転機」というんでしょうか? 何かそういうものがテーマになっていると思うんです。 人生のいくつかの節目で「仕事」や「過去」や「未来」のことを考え、岐路に立ったり、偶然に動かされていったりして、それまで自分が居た場所と少し違う場所に動いてゆく、そんな人たちの物語が集められていると思うんですね。 (付属冊子より) ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:B 二つ折り冊子付き、1刷、カバーにキズ少・フチイタミ、シミ少 - サイズ:195×128mm 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2004年、筑摩書房
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Think 夜に猫が身をひそめるところ / 吉田音(吉田篤弘・吉田浩美)
¥123
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猫には猫だけが行ける場所があるーー 「まぁ、要するに猫が拾ってきたものを眺めるだけのことである」 「毎日、夜のなかに猫たちはどこへ行ってるのだろう?」 空想ではなく推理。 「いつかわたしたちも、夜に猫が身をひそめる場所にたどり着けるかもしれません」 「ここはひとつ、謎を解かないままどこまでも考え続ける探偵になってください」 (帯文より) ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:B 3刷、帯ヨゴレ、カバーフチイタミ少、天ヤケ、三辺シミ僅少 - サイズ:195×128mm 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2004年、筑摩書房
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百鼠 / 吉田篤弘
¥123
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僕らは空の上から 物語を始める 神様でも天使でもないけれど 笑いと哀しみをくぐりぬける三つの小さな冒険 (帯文より) - ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:B 初版、帯付き、カバーにヨゴレ・スレキズ・イタミ少、天に僅かなイタミあり - サイズ:195×137mm 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2005年、筑摩書房
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つまみぐい文学食堂 / 柴田元幸
¥123
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名翻訳家柴田氏の筆が光る名エッセイ! O・ヘンリーのライスプディング、カポーティのフルーツ・ケーキなど、一皿の表現が作品の印象を決めるような食にまつわるあれこれを綴った、柴田節光る異色エッセイ。吉野朔実さんのイラストつきでお届けします。(出版社HPより) - 状態:B 初版、カバーにイタミ・ヤケ少 - カバーイラスト:吉野朔実 カバーデザイン:都甲玲子(角川書店装丁室) 発行:2010年、角川書店 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
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雪のひとひら / ポール・ギャリコ、矢川澄子訳
¥123
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ある寒い日、雪のひとひらは生まれた。地上に舞いおりたときから、彼女の長い旅がはじまった。(出版社紹介文より) - ◯ ポール・ギャリコ(Paul Gallico、 1897 - 1976年) ニューヨーク市生まれの小説家。 ◯ 矢川 澄子(やがわ すみこ、1930 - 2002年) 作家・詩人・翻訳家。ポール・ギャリコの翻訳では他に『トンデモネズミ大活躍』、『さすらいのジェニー』、『七つの人形の恋物語』、『スノーグース』などがある。 - 状態:A 17刷、帯欠、天にシミ、見返しにごく僅かな剥がし跡あり - サイズ:182×137mm 装画:深沢幸雄 発行:1988年、新潮社 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
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それからはスープのことばかり考えて暮らした / 吉田篤弘
¥123
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どんなときでも同じように おいしかった。 だから、何よりレシピに忠実につくることが大切なんです。 その一瞬はいつでも鮮やかな一瞬で、 モノクロ画面の中の彼女しか知らないのに、 その一瞬だけは、明るい色とほのかな甘い匂いが 横切ってゆくように思えた。 ひとめぼれと言っていい。 それからもう五年がたつ。 (帯文より) ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:B 初版第1刷、帯付き、シミ少、イタミ少 - サイズ:183×133mm イラスト:佃 二葉 題字:二井康雄 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2006年、暮しの手帖社
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つむじ風食堂の夜 / 吉田篤弘
¥123
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それは、笑いのこぼれる夜。 ――食堂は、十字路の角にぽつんとひとつ灯をともしていた。 クラフト・エヴィング商會の物語作家による長編小説。 (版元HPより) ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:B 別紙(「月下密造通信」号外版)付き、初版第1刷、カバーにスレ少、天にシミあり - サイズ:193×136mm 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2002年、筑摩書房
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小さな男*静かな声 / 吉田篤弘
¥123
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百貨店に勤めながら百科事典の執筆に勤しむ〈小さな男〉。 ラジオのパーソナリティの〈静香〉。 ささやかな日々のいとおしさが伝わる物語。 (出版社HPより) ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:B 初版第1刷、帯欠、カバーにイタミ少、背ツブレ少、天・小口にシミ少、ヨゴレ少 - サイズ:189×138mm 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2008年、マガジンハウス
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目をあけてごらん、離陸するから / 大崎清夏
¥123
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あなたの言葉よ、どうか無事でーー。 一日の終わり、テラス席で深呼吸をして書き始める。/元同僚の本棚に『フラニーとズーイ』を見つけたら。/友人のダンサーに「一緒にメコン川を眺めよう」と囁かれ、ラオスのフェスティバルへ。/象形文字の故郷を見てみたくて広州へ。/ベルリンで恋した古書店で詩の朗読会をしたいと申し出る。/初対面の七人とウルフを朗読する。/旅先ですっかり山の虜になる・・・。あちこちで人や言葉にキューッととらわれた記憶を書く。書くことであたりまえの自分でありつづける。私的な小説と散文、旅のエッセイを編み込んだ、心に光を灯す言葉の詰め合わせギフト。 (帯文より) - 状態:A サイン入り、初版、帯付き - サイズ:180×150mm 装幀:佐々木暁 発行:2022年、リトルモア
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いつも来る女の人 / 片岡義男
¥123
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ひとが小説を書くことを決意する瞬間を描いた「イツモクルオンナノヒト」、作家が食糧品の買い物をしながら短編の構想を練る「レモネードとあさりの貝殻」など、書き下ろしを含む8篇を所収。「書く」人々の物語がゆるやかに束ねられた短編集。(出版社HPより) ◯ 片岡義男(かたおかよしお、1939年 - ) 東京生まれ。小説家、翻訳家、写真家、エッセイスト、評論家。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始める。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年発表した「スローなブギにしてくれ」で野性時代新人賞受賞。 - 状態:A 1刷、帯付き、カバーに僅かなイタミあり - ページ数:256p サイズ:194×134mm 装画:狩野岳朗 装幀:鈴木成一デザイン室 発行:2021年、左右社
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大丈夫な人 / カン・ファギル、小山内園子訳
¥123
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◯ カン・ファギル(1986年 - ) 韓国、全州市生まれ。2012年、短篇小説「部屋」でデビュー。2016年に短篇集『大丈夫な人』、2017年に初の長篇『別の人』(小山内園子訳、エトセトラブックス、2021年)で第22回ハンギョレ文学賞を受賞。2020年には短篇小説「飲福」で第11回若い作家賞大賞を受賞。 ※ 本作に収録された「手」は、英国の翻訳家デボラ・スミスに注目され、イギリスで発行された韓国文学ショートストーリーシリーズに収められて大きな話題となった。 ◯ 小山内園子(おさない そのこ、1969年 - ) 東北大学教育学部卒業。NHK報道局ディレクターを経て、延世大学などで韓国語を学ぶ。 訳書に、キム・ホンビ『女の答えはピッチにある――女子サッカーが私に教えてくれたこと』(白水社)、キム・シンフェ『ぼのぼのみたいに生きられたらいいのに』(竹書房)、チョン・ソンテ『遠足』(クオン)、ク・ビョンモ『四隣人の食卓』(書肆侃侃房)、共訳書に、イ・ミンギョン『私たちにはことばが必要だ』『失われた賃金を求めて』『脱コルセット:到来した想像』(タバブックス)、キム・ジナ『私は自分のパイを求めるだけであって人類を救いにきたわけじゃない』(祥伝社)。 - 状態:A 初版、帯付き - サイズ:195×135mm 装画:土屋未久 装幀:緒方修一 発行:2022年、白水社 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
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ガリヴァーの帽子 / 吉田篤弘
¥123
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もういちど、ガリヴァーを呼び戻すために――。 それは、「テントン」と名乗る男から来た一本の電話が事の起こりだった。男の誘いに乗り、新聞記者のSはある島へ向かう。出迎えたのはミニチュアの家が連なる街と、赤児ほどの背丈しかない男。「ようこそ我らの王国、リリパットへ……奇妙な味わいの表題作「ガリヴァーの帽子」 元作家と元シェフが暮らし始めた洋館に現れた王子の奇妙な顛末を描く「孔雀パイ」 奇妙な夢の中で、川を下りながら鰻屋を経巡る「ご両人、鰻川下り」 シャンパンの泡たちの短い一生を描いたおかしな寓話「かくかくしかじか」 ほかに、コーヒーカップを持つと手がなぜか震えてしまう「手の震えるギャルソンの話」、彼女の残していったトースターをめぐる奇妙な出来事を描いた「トースターの話のつづき」など。 読む人々を、不思議な世界へといざなってくれる、物語好きの大人のための8編。(出版社紹介文より) ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:B 1刷、帯に僅かなイタミ、カバーに僅かなヨゴレ・僅かなキレ、表紙角イタミ少あり - サイズ:194×137mm 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2013年、文藝春秋 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
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78(ナナハチ) / 吉田篤弘
¥123
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その昔、世界は78回転で回っていたー。 「78(ナナハチ)」という名の一風変わったSP盤専門店から、この奇妙な物語は始まっていく。置き手紙を残して失踪した謎の店主、店の常連客の若者――ハイザラ、バンシャク、二人が思いを寄せる女性・カナたちのお話が進んでいくにつれ、大昔の伝説の楽団「ローリング・シェイキング&ジングル」、〈失意〉を抱える作家、中庭と犬をこよなく愛する老人、未完の曲を残したまま消息を断ったチェリスト、その父を探す息子、「夜の塔」という名の7重の塔に棲む7人の姉妹の様々な時間・場所の物語が響きあう。(出版社紹介文より) ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:B 1刷、帯とカバーにヨゴレ少・イタミ少、天にシミあり - サイズ:192×137mm 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2005年、小学館 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
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文豪の猫 / アリソン・ナスタシ、浦谷計子訳
¥123
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村上春樹、大佛次郎、アーネスト・ヘミングウェイ、J.L.ボルヘス、 レイモンド・チャンドラー、トルーマン・カポーティ…… あの文豪も、みんな猫好きだった! 多くの人を魅了している猫ですが、名だたる文豪たちも例外ではありません。 彼らも猫たちに、時には癒やされ、勇気付けられ、 そして時に、創作のインスピレーションを得ていたようです。 本書は猫と写る文豪たちの貴重なポートレイトとともに、 猫たちとの逸話、あの名作の創作秘話など様々なエピソードを収録。 猫好きはもちろん、文学ファンも必読の一冊です。 【登場する45人の愛猫作家たち】 アリス・ウォーカー / アレン・ギンズバーグ / アンジェラ・カーター アン・M・マーティン / アヌージャ・チョーハン / ベリット・エリングセン ベバリイ・クリアリー / 謝冰心 / カルロス・モンシバイス チャールズ・ブコウスキー / チェスター・ハイムズ / コレット ドリス・レッシング / イーディス・シットウェル / エリナ・グリン エリザベス・ビショップ / アーネスト・ヘミングウェイ / ギリアン・フリン グロリア・スタイネム / 村上春樹 / ヘレン・ガーリー・ブラウン ハンター・S・トンプソン / アイリス・マードック / 大佛次郎 ホルヘ・ルイス・ボルヘス / ジュディ・ブルーム / フリオ・コルタサル カジム・アリ / リリアン・ジャクソン・ブラウン / ルイーズ・アードリック リディア・デイヴィス / マーガレット・ミッチェル / マーク・トウェイン マーロン・ジェイムズ / ニール・ゲイマン / パトリシア・ハイスミス プリーティ・シェノイ / レイ・ブラッドベリ / レイモンド・チャンドラー サラ・ジョーンズ / スティーヴン・キング / シルヴィア・プラス トルーマン・カポーティ / アーシュラ・K・ル=グウィン / ゼルダ・フィッツジェラルド (出版社HPより) - 状態:B 初版、帯にオレ、カバーにスレ少、角ツブレ少、歪み少あり - サイズ:216×156mm 装幀:セキネシンイチ制作室 発行:2018年、エクスナレッジ - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
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Colorless Tsukuru Tazaki and his years of pilgrimage / HARUKI MURAKAMI
¥123
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村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』の英訳版。 - 状態:B ハードカバー、カバーにキレ少・イタミ・スレあり - サイズ:185×130mm 装幀:Chip Kidd 発行:2014年、KNOPF - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
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地図になかった世界 / エドワード・P・ジョーンズ、 小澤英実訳
¥123
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南北戦争以前、「黒人に所有された黒人奴隷」たちを描いた歴史長篇。日々の暮らしの喜怒哀楽を静かに語り、胸を打つ。(出版社HPより) - ◯ エドワード・P・ジョーンズ(Edward P. Jones、1951年 - ) アメリカ生まれの小説家。処女作Lost in the City(1992年、未邦訳)がPEN/ヘミングウェイ賞を受賞、全米図書賞の最終候補に選出される。『地図になかった世界』(2003年)でピュリツァー賞、全米批評家協会賞、国際IMPACダブリン文学賞を受賞したほか、全米各紙誌の年間最優秀図書に選出された。 - 状態:A 版元品切れ、帯付き、フチに僅かなイタミあり - サイズ:196×138mm 装幀:緒方修一 発行:2011年、白水社 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
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地球から月へ 月を回って 上も下もなく / ジュール・ヴェルヌ、石橋正孝 訳・解説
¥123
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巨大な大砲に取り憑かれた愛すべき紳士たちが活躍するガン・クラブ三部作を一巻に収録。その第一作『地球から月へ』は、ヴェルヌが幻視した「もう一つの」アメリカの物語。失業した大砲屋が砲弾を月に撃ち込むと言い出して……。続く『月を回って』で、無謀にも自ら月に向かうことになった三人の宇宙飛行士たちは、砲弾に幽閉されたまま、誰も見たことのない月の裏側へと回り込んでいく。それからおよそ二十年、地球に帰還した大砲屋の次なる目標は、北極。その顛末を語る『上も下もなく』は、ヴェルヌの過激なパロディ精神を炸裂させ、三部作をしめくくる。世界初訳の補遺、挿画128葉を収録した特大巻。本邦初の完訳。(出版社HPより) - ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクションII - ◯ ジュール・ヴェルヌ(Jules Gabriel Verne、1828 - 1905年) フランス生まれの小説家。ハーバート・ジョージ・ウェルズ、ヒューゴー・ガーンズバックとともにサイエンス・フィクション(SF)の開祖として知られ、SFの父とも呼ばれる。 主な代表作に『月世界旅行』、『海底二万里』、『八十日間世界一周』、『十五少年漂流記』など。 ◯ 石橋正孝(いしばしまさたか、1974年 - ) 東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学、パリ第八大学で博士号(文学)取得。専門はジュール・ヴェルヌ。本書の翻訳によって第23回日仏翻訳文学賞(小西国際交流財団)を受賞。 - 状態:A 初版第1刷、帯付き - サイズ:217×160mm 装画:堀江栞 装幀:間村俊一 発行:2017年、インスクリプト - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
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京都で考えた / 吉田篤弘
¥123
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この街で考えたことを、これまでに何冊かの本に書いてきた。ただ、それらのほとんどは小説だったので、物語のどの部分が京都で考えたことであるかは判らない。いまこうして書き始めたこの本は小説ではなく、京都で考えたことをありのままに書こうという本である。(本文より) 掌編小説「スリンク」収録 - ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 東京生まれの作家。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:A サイン入り、ポストカード付き、初版、帯の背にオレあり - サイズ:190×136mm 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2017年、ミシマ社 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
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