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京都で考えた / 吉田篤弘

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この街で考えたことを、これまでに何冊かの本に書いてきた。ただ、それらのほとんどは小説だったので、物語のどの部分が京都で考えたことであるかは判らない。いまこうして書き始めたこの本は小説ではなく、京都で考えたことをありのままに書こうという本である。(本文より)

掌編小説「スリンク」収録



◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - )
東京生まれの作家。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。



状態:A
サイン入り、ポストカード付き、初版、帯の背にオレあり



サイズ:190×136mm
装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘)
発行:2017年、ミシマ社



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