-
デリケート【新刊】/ 山口慎太朗
¥1,980
◯ あらすじ 就職活動をすぐに諦めた折原明(おりはら・あきら)は、大学を卒業して「新宿檸檬シアター」という小さな映画館で映写技師としてアルバイトを始めた。お金がないことを理由に、同じ映写技師の美工藤絵理(びくどう・えり)とワンルームでの共同生活を始める。東京・新宿のミニシアターを舞台に繰り広げられる、若者たちの青春群像小説。 - ◯ 山口慎太朗(やまぐちしんたろう) 1993年熊本県生まれの作家/脚本家/歌人。 本の読める店「fuzkue」スタッフ。 ラジオネーム「ファイヤーダンス失敗」として様々なラジオ番組に投稿。SPACE SHOWER TV『PLAN B』(chelmico編)にて作家デビュー。 脚本を務めた映画『アボカドの固さ』が第41回ぴあフィルムフェスティバルにてひかりTV賞を受賞。 短歌連作『怒り、尊び、踊って笑え』『Emerald Fire』が第二回・第四回と笹井宏之賞最終選考に残る。 2020年に著書『誰かの日記』を上梓。 - 状態:新刊 ※ こちらは古本ではありません。 - 表紙写真:新藤早代 モデル:7A 造本:新島龍彦 印刷・製本:有限会社篠原紙工 表紙用紙:ロストンカラー 220kg 本文用紙:OKプリンセス 4/6Y 66kg 表紙印刷:活版印刷 大断ち・PUR製本 ページ数:178p サイズ:170×130mm 発行:2024年3月 - ◯ 著者が書いた日記 『二十七歳の日記』 https://sawarasha.theshop.jp/items/68107538 『二十八歳の日記』『二十九歳の日記』 https://sawarasha.theshop.jp/items/71092947
-
『二十八歳の日記』『二十九歳の日記』 / 山口慎太朗
¥1,100
この日記についてーー 小説を書き、新人賞に応募しては落選して凹み、恋人の腹を撫で、FPSゲームに夢中になってはライフルを撃ち、韓国のアイドルのダンスをぼーっと眺め、本を読み、タバコを吸い、バスに乗り、働く。そんな毎日が書かれています。(著者より) - ● 二十八歳の日記①(2021/08/01 - 2022/03/02) ● 二十八歳の日記②(2022/04/19 - 2022/08/02) ◇ 二十九歳の日記①(2022/08/03 - 2022/10/21) - ◯ 山口慎太朗(やまぐちしんたろう、1993年 - ) 熊本県出身。大学生時代にラジオネーム「ファイヤーダンス失敗」を名乗り、様々なラジオ番組に投稿。それをきっかけに作家活動を開始。 映画『アボカドの固さ』脚本。 短歌連作『怒り、尊び、踊って笑え』『Emerald Fire』が第二回・第四回と笹井宏之賞最終選考に残る。 2019年の一年間、架空の人物の日記を毎日書き続け、それを『誰かの日記』と題して自費出版。 - 状態:新刊 ※ こちらは古本ではありません。 - ページ数:48p サイズ:210×150mm 発行:2023年 - ◯ これより前の日記 『二十七歳の日記』 https://sawarasha.theshop.jp/items/68107538
-
二十七歳の日記 / 山口慎太朗
¥550
・日記①(2021/01/01 - 02/28) ・日記②(2021/03/01 - 04/30) ・日記③(2021/05/01 - 07/31) - ◯ 山口慎太朗(やまぐちしんたろう、1993年 - ) 熊本県出身。大学生時代にラジオネーム「ファイヤーダンス失敗」を名乗り、様々なラジオ番組に投稿。それをきっかけに作家活動を開始。 映画『アボカドの固さ』脚本。 短歌連作『怒り、尊び、踊って笑え』『Emerald Fire』が第二回・第四回と笹井宏之賞最終選考に残る。 2019年の一年間、架空の人物の日記を毎日書き続け、それを『誰かの日記』と題して自費出版。 - 状態:新刊 ※ こちらは古本ではありません。 - ページ数:24p サイズ:210×150mm 発行:2022年 - ○ 日記の続き 『二十八歳の日記』『二十九歳の日記』 https://sawarasha.theshop.jp/items/71092947
-
短篇集 / 柴田元幸 編、円城塔、小川洋子、クラフト・エヴィング商會、柴崎友香ほか
¥440
僕はこれまで何冊か、英米の小説のアンソロジーを編んできていて、そのたびに内容には自信があったが、今回もまったく同じ自信とともに、この本を世に送り出すことができる。 (「編者あとがき」より) ◯ 収録作品 クラフトエヴィング商會 / 誰もが何か隠しごとを持っている、私と私の猿以外は 戌井昭人 / 植木鉢 栗田有起 / 「ぱこ」 石川美南 / 物語集 Comes in a Box /朝の記憶 小池昌代 / 箱 円城塔 / 祖母の記録 柴崎友香 / 海沿いの道 小川洋子 / 『物理の館物語』 ※「植木鉢」、「朝の記憶」は書き下ろし、それ以外は雑誌『モンキービジネス』掲載作品。 - 状態:C 初版、帯欠、天・地にヨゴレ僅少、全体的にややイタミあり - サイズ:188×130mm 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2010年、ヴィレッジブックス
-
ガリバー旅行記 / ジョナサン・スウィフト、柴田元幸訳
¥123
SOLD OUT
1726年にロンドンで刊行された『ガリバー旅行記』は、アイルランド出身の聖職者でジャーナリストのジョナサン・スウィフトが書いた4部構成の諷刺小説です。現在にいたる300年のあいだ、世界中の子どもと大人に読み継がれてきました。 次々と起きる出来事、たっぷりの諷刺、理屈抜きの面白さ! 本書は定評と実力をそなえた米文学者の柴田元幸が、「お茶の間に届くこと」を意識して、朝日新聞に好評連載した翻訳の書籍化です。 夏目漱石は『ガリバー旅行記』の諷刺の特質を論じて「古今の傑作」と高く評価し(『文学評論』「スウィフトと厭世文学」)、20日世紀の傑作諷刺小説『動物農場』や『一九八四年』を描いたジョージ・オーウェルも「飽きることなどまずあり得ない本」と賞賛しました(「政治対文学――『ガリヴァー旅行記』論考」)。 物語は嵐にあって船が難破、必死に泳いで辿り着いた島が小人国のリリパット。そして次には巨人国のブロブディングナグ、空飛ぶ島のラプータ、支配される島のバルニバービ、フウイヌムと呼ばれる馬たちが暮らす理想郷へと……4部構成で縦横無尽にすすみゆきます。 訳者解説では『ガリバー旅行記』の出たとこ勝負で縦横無尽に進んでいくストーリの面白さの特質が分析されています。 作品を創造的に描きこんで連載時より好評を博した挿絵の平松麻による口絵4頁つき。 (出版社HPより) - 状態:A 1刷、帯付き、小口に僅かなヨゴレあり - サイズ:188×134mm 装画・口絵:平松麻 装幀:田中久子 発行:2022年、朝日新聞出版 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
-
圏外へ / 吉田篤弘
¥550
世界はもう そんなところまで 来ているのかーー 大変だ。 「カタリテ」と名乗る小説家は、書き出しで行き詰まる。 やがて、物語は自在に動き出す。 「カタリテ」の手を遠く離れてーー。 南新宿路地裏の「亀裂」に注意せよ。 (帯文より) ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:B 初版第1刷、帯にシミ僅少、カバーフチにキレ僅少・イタミ少、カバー背下部にムレ少、角イタミ少、三辺シミ、小口にヨゴレ少、ヤケ - サイズ:188×133mm(厚さ440mm) 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2009年、小学館
-
フィンガーボウルの話のつづき / 吉田篤弘
¥550
ビートルズの「ホワイト・アルバム」と呼応する物語がゆるやかにつながる、連作短篇集。(出版社紹介文より) - 著者の小説家としての単行本デビュー作。 2019年に平凡社より「書き下ろし解説などを含む最新リマスター版」として新版が出ているが、こちらは旧版。 - ◯ 吉田篤弘(よしだあつひろ、1962年 - ) 東京生まれの作家。小説を執筆するかたわら、クラフト・エヴィング商會名義による著作とデザインの仕事も行う。著書に『フィンガーボウルの話のつづき』、『つむじ風食堂の夜』、『それからはスープのことばかり考えて暮らした』、『針がとぶ』、『おるもすと』、『台所のラジオ』、『月とコーヒー』、『それでも世界は回っている』、『雲と鉛筆』など多数。 - 状態:B 旧版、初版、帯欠、カバーにヨゴレ・イタミ少、ヤケ - サイズ:193×134mm イラスト:吉田篤弘 装幀:クラフト・エヴィング商會(吉田浩美・吉田篤弘) 発行:2001年、新潮社 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
-
百年の散歩 01 この星にあってほしいものについて【新刊】/ 池田彩乃、中村菜月、寄稿:トナカイ
¥1,800
SOLD OUT
こうして本のかたちをして誰かの日々の中に在ることで「この星にあってほしいもの」が誰かの中にも見つかるかもしれない。(「編集後記」より) - 詩人・池田彩乃さん、美術作家・中村菜月さんが2021年10月から11月までnoteにて連載していた公開文通を書籍化したもの。 「この星にあってほしいもの」について交わした9通の手紙と、中村菜月さんによる5000字超の書き下ろし「綿雲と鉄アレイ/世界でいちばんやわらかな革命の始め方」を収録。 寄稿:トナカイこと松本慎一(写真家・詩人) - ◯ 目次 ・「百年の散歩へ出かける」 ・公開文通「百年の散歩」1〜9通 ・「綿雲と鉄アレイ/世界でいちばんやわらかな革命の始め方」 中村菜月 ・寄稿「散歩は続く」 トナカイこと松本慎一 ・編集後記 - 状態:新刊(第2版) ※ こちらは古本ではありません。 - サイズ:148×105mm 装画:「百年の散歩」中村菜月 装幀:言祝出版 発行:2022年、言祝出版 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
-
ぜんまい屋の葉書 / 金田理恵
¥550
このたび、樹の花荘K氏と筑摩書房のご好意で、ぜんまい屋の葉書が本のかたちになりました。季節の挨拶のように月に一枚印刷しては知人に送っている葉書です。屋号の「ぜんまい屋」はネジとゼンマイのぜんまいで、「人に親しい機械」という意味が込めてあります。 (「口上」より) 少しの言葉と絵を手刷りの活版印刷機で刷った葉書が47枚。 装幀家・菊地信義に見せたことが刊行につながったという1冊。 - 状態:B 3刷、帯欠、カバー・見返しにヨゴレ、カバー・三辺にシミ少あり - サイズ:181×119mm 装幀:著者自装 発行:1992年、筑摩書房
-
セピア色のノートから きいちの詩的青春記 / 高階杞一
¥1,100
向う岸と言えば普通「彼岸」を想起するが、この詩では明らかにそうではない。今読むと、この「向う岸」は、ここまで書いてきた「遠い〈どこか〉」を指しているように思われる。理不尽な仕打ちや束縛から解放され、静かに安らげる場所。 「約束」は、生まれるよりも前、そうした場所で誰かと交わしたものであるのかもしれない。どんな約束であったか覚えていないけど、遠い記憶の彼方からその約束が絶えずよみがえってくる。 (本文より) - ◯ 高階杞一(たかしなきいち、1951年 - )は、大阪生まれの詩人。 1990年に詩集『キリンの洗濯』にて第40回H氏賞受賞。2000年に詩集『空への質問』にて第4回三越左千夫少年詩賞受賞。2013年に詩集『いつか別れの日のために』にて第8回三好達治賞受賞。2014年に詩集『千鶴さんの脚』にて第21回丸山薫賞受賞。 - 状態:A 初版、帯付き - ページ数:266p サイズ:188×130mm 装幀:森本良成 発行:2023年、澪標
-
草野心平詩集〈現代詩文庫 1024〉
¥1,320
るてえる びる もれとりり がいく。 ぐう であとびん むはありんく るてえる。 けえる さみんだ げらげれんで。 くろおむ てやらあ ろん るるむ かみ う りりうむ。 なみかんた りんり。 なみかんたい りんり もろうふ ける げんけ しらすてえる。 けるぱ うりりる うりりる びる るてえる。 ・・・ 日本語訳 幸福といふものはたわいなくつていいものだ。 おれはいま土のなかの靄のやうな幸福につつまれてゐる。 地上の夏の大歓喜の。 夜ひる眠らない馬力のはてに暗闇のなかの世界がくる。 みんな孤独で。 みんなの孤独が通じあふたしかな存在をほのぼほ意識し。 うつらうつらの日をすごすことは幸福である。 ・・・ 「ごびらっふの独白」 - 状態:B 2刷、帯背アセ、表紙ヤケ - サイズ:190×125mm 装幀:田辺輝男 発行:1983年、思潮社
-
尾形亀之助詩集〈現代詩文庫 1005〉
¥123
SOLD OUT
一人 一人がまつたく造花のようで 手は柔らかく ふくらんでゐて しなやかなに夜気が蒸れる 煙草と あついお茶と これはーー カステーラのように 明るい夜だ 「明るい夜」 明るいけれども 暮れ方のやうなもののただよつてゐる一本のたての路ーー 柳などが細々とうなだれて 遠くの空は蒼ざめたがらすのやうにさびしく 白い犬が一匹立ちすくんでゐる おゝ これは砂糖のかたまりがぬるま湯の中でとけるやうに涙ぐましい × 私は 雲の多い月夜の空をあはれなさけび声をあげて通る犬の群れの影を見たことがある 「犬の影が私の心に写つてゐる」 君は何か用が出来て来なかつたのか 俺は一日待つてゐた そして 夕方になつたが それでも 暗くなつても来るかも知れないと思つて待つてゐた 待つてゐても とうとう君は来なかつた 君と一緒に話しながら食はふと思つた葡萄や梨は 妻と二人で君のことを話しながら食べてしまつた 「一日」 - 状態:B 5刷、裸本、帯付き、背にシミあり - サイズ:190×125mm 装幀:田辺輝男 発行:2000年、思潮社
-
詩集 略歴 石垣りん文庫3
¥550
いちにちのはじめにパンを 指先でちぎって口にはこぶ 大切な儀式を 「日常」と申します。 (「朝のパン」より) そういうことは もうこの辺で終りにして。 まだ見きわめもつかない 自分の内面などという 私有に関する もっともらしいことが どの位くたぶれた衣裳であるか 脱ぎ捨ててみて。 一本の草のように すっきり立ってみたいと。 風のはやさで 世界が吹きすぎて行くなら。 国家財産名誉格式 ごちゃごちゃしたひとかたまりの町を 遠く見おろす丘のあたりで。 どんなにさわやかにこの秋 枯れてゆけるかと。 手の中で明日への祈りを どっさり握りしめている。 「種子」 - 状態:C 初版、帯イタミ・欠損少、背アセ、ヤケ、シミ、角オレ跡1頁、解説頁に書込み(レ点)1箇所 見返しに詩人・中里友豪の記名あり - サイズ:190×132mm 装幀:熊谷博人 発行:1987年、花神社
-
ポエトリー・ドッグス / 斉藤倫
¥770
「このバーでは、詩を、お出ししているのです」 今夜も、いぬのマスターのおまかせで。詩人・斉藤倫がおくる、詩といまを生きる本。 『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』につづく、31篇の詩をめぐるストーリー。 「詩っていうのは、おもい出させようと、してくれてるのかもね。このじぶんだけが、じぶんじゃなかったかもしれないことを。このせかいだけが、せかいじゃなかったかもしれないことを」 (版元HPより) - 状態:A 2刷、帯付き - サイズ:190×135mm ページ数:192p 装画:三宅瑠人 装幀:名久井直子 発行:2022年、講談社
-
詩集 きらきらいし / 古溝真一郎
¥550
今ここにはないものに思いをはせる。 一日は、毎日は、その連続でできている。 たくさんの特別な感情が起こる。 そのほとんどが、誰にも伝わることなく消えていく。 滝口悠生(帯文より) - 状態:A 初版、帯あり、表紙に僅かなキズあり - サイズ:138×210mm 装画:古溝言理 発行:2019年、七月堂 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
-
引き出しに夕方をしまっておいた / ハン・ガン、きむふな・斎藤真理子訳
¥1,320
ハン・ガンによる詩60篇を、著者の小説を手掛けてきた翻訳家きむ ふなと斎藤真理子の共訳により刊行。 巻末に収録した翻訳家対談では、韓国における詩の受容や詩人としてのハン・ガンなど、広く深みのある話が繰り広げられており読者を韓国の詩の世界へ誘う格好のガイドとなっている。 ........................................... ハン・ガンの小説は美しく、同時に力がある。 繊細さだけではなく強さがある。 その元にあるものがこの詩にあらわれている。 ――斎藤真理子 ハン・ガンにとって詩は 内密な自分自身の声に正直なもの。 詩を書くことで、心身のバランスや 問いを直視し続ける力を回復していく。 ――きむ ふな (出版社紹介文より) ........................................... ◯ ハン・ガン(韓 江、1970年 - ) 韓国生まれの小説家。 1993年、季刊『文学と社会』に詩を発表し、翌年ソウル新聞の新春文芸に短編小説「赤い碇」が当選し作家としてデビューする。2005年、中編「蒙古斑」で韓国最高峰の文学賞である李箱文学賞を受賞、同作を含む3つの中編小説をまとめた『菜食主義者』で2016年にブッカー国際賞を受賞。邦訳に『菜食主義者』(きむ ふな訳)、『少年が来る』(井手俊作訳)、『そっと 静かに』(古川綾子訳、以上クオン)、『ギリシャ語の時間』(斎藤真理子訳、晶文社)、『すべての、白いものたちの』(斎藤真理子訳、河出書房新社)、『回復する人間』(斎藤真理子訳、白水社)など。 - 状態:A 初版、帯にイタミ少、カバー背にイタミ少あり - サイズ:195×128mm 装幀:松岡里美(gocoro) 発行:2022年、クオン - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
-
ドライ ドライ アイス 新装版 / 穂村弘
¥123
SOLD OUT
穂村弘の第二歌集。 - 状態:C 帯にヨゴレ少・イタミ少、カバーにスレ、天に点シミ少、頁にシミあり - サイズ:210×150mm 装幀:戸田ヒロコ 発行:2006年、沖積舎 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
-
シンジケート / 穂村弘
¥123
SOLD OUT
水滴が雪になるように 言葉が結晶化して 歌になる そして降り積もって 雪野原のような 本になった 今年初めて積もった雪 穂村弘の初めての歌集 ーー 大島弓子(帯より) - 穂村弘の第一歌集。 こちらは旧版。新装版が2021年に講談社より刊行された。 - 状態:B 栞付き、重版。帯にスレ、カバーにヨゴレ僅少、天に点シミ少あり - サイズ:210×150mm 装幀:藤林省三 発行:2012年、沖積舎 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
-
光と私語 / 吉田恭大
¥123
SOLD OUT
栞(小冊子)寄稿:荻原裕幸・堂園昌彦 ◯ 吉田恭大(よしだ やすひろ、1989年 - ) 歌人、ドラマトゥルク、舞台制作者。塔短歌会所属。早稲田短歌会出身。2017年4月より北赤羽歌会を運営。 - 状態:A' 2刷、栞(小冊子)付き - ページ数:280p サイズ:163×111mm 装幀:山本浩貴+h 発行:2019年、いぬのせなか座
-
チャペックのこいぬとこねこは愉快な仲間 / ヨゼフ・チャペック、いぬいとみこ・井出弘子訳
¥220
ヨゼフ・チャペック(Josef Čapek、1887-1945年)はボヘミア(現在のチェコ共和国)生まれ。 本作品は弟・カレル・チャペックとともに1921年にプラハの「Lidové Noviny 紙」に入社したヨゼフが同紙に連載したものを1冊にまとめたもの(原題 : Povídání o pejskovi a kočičce jak spolu hospodařili a ještě o všelijakých jiných věcech)。 - 本作品の単行本は1968年7月に童心社より『こいぬとこねこはゆかいななかま』として刊行され、その後河出書房新社が改題・増補改訂し、1996年11月に『こいぬとこねこは愉快な仲間』として刊行された。こちらは文庫版。 - 状態:A 初版、帯あり、カバーに僅かなヨゴレ、本文に軽いヤケと僅かなシミあり - カバーデザイン:渡辺和雄 発行:1999年、河出書房新社 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
-
ダーシェンカ / カレル・チャペック、伴田良輔監訳
¥220
作家・カレル・チャペック(Karel Čapek、1890-1938年)はボヘミア(現在のチェコ共和国)生まれ。彼のほとんどの作品には兄のヨゼフ・チャペックが挿絵を描いているが、本作品は文章、イラスト、写真をすべて著者自身が手がけている。 ー 日本語版はさまざまな出版社より出ているが、新潮社版の単行本は1995年12月刊行。こちらは文庫版。 - 状態:A 初版、カバー背部分にヨレ少、本文ヤケ - カバーデザイン:平野甲賀 発行:1998年、新潮社 - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
-
うさぎのヨシオ / 近藤聡乃
¥330
うさぎのヨシオ。夢は漫画家になること。 - 『A子さんの恋人』、『ニューヨークで考え中』の著者、近藤聡乃の最初の長編連載作品。 - 状態:A 初版、帯とカバーにヤケ少 - サイズ:128×182mm 装丁:寄藤文平+鈴木千佳子(文平銀座) 発行:2012年、KADOKAWA - ○ 複数冊の本をご注文いただく場合 送料が変更になる場合があります。メールにて実際の送料をご連絡しますので、「books.sawarasha@gmail.com」を受信できるよう設定をお願いします。
-
ピクニック、その他の短編 / 金井美恵子
¥990
SOLD OUT
感覚的、幻想的イメージ、風刺と暗喩の交錯する詩的文体。時間と空間を否定した特異の作品世界を築き、「桃の園」に描かれる記憶の不明をはじめ、作品の底に澱のように淀む家族の影は、現実の不安を描出する。表題作「ピクニック」のほか、「競争者」「窓」「木の箱」「月」「既視の街」「くずれる水」「豚」「鎮静剤」「家族アルバム」「あかるい部屋のなかで」の12篇を収める短篇集。 解説:堀江敏幸 ◯ 金井美恵子(かないみえこ、1947年 - ) 1967年、「愛の生活」で太宰治賞次席を受賞し作家デビュー。翌年現代詩手帖賞受賞。 小説に『プラトン的恋愛』(泉鏡花 文学賞)『タマや』(女流文学賞)『兎』『岸辺のない海』『文章教室』『恋愛太平記』『噂の娘』『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』『お勝手太平記』『カストロの尻』(芸術選奨文部科学大臣賞)『『スタア誕生』』など。エッセイ集に『夜になっても遊びつづけろ』『目白雑録』シリーズなど。 - 状態:A 8刷 - 装幀:菊地信義 発行:2022年、講談社
-
結ばれたロープ / ロジェ・フリゾン=ロッシュ、石川美子訳
¥2,530
モンブランのまわりの山々と、麓の町シャモニーを舞台にした、心ゆさぶられる物語。名ガイドの父親を山で亡くした青年ピエール、凍傷で足先を失ったガイド見習い、畜産や農業や林業で生計をたてながらも山への情熱にかりたてられる若者たちが、困難や障害をのりこえて生きてゆく。 自身がすぐれた高山ガイドである作者が山々で経験したことを思い出し、卓越した描写力と山への愛によって作り上げた驚くべき小説である。読む者に迫ってくる氷壁登攀、酷寒のビバーク、真夜中の氷河歩き……。そして時間とともに色彩が変化してゆく山々の姿は、時代をこえ国をこえた大きな魅力となっている。 フリゾン=ロッシュ没後20年、みずみずしい翻訳と手厚い註に、物語の時代背景を伝える貴重な写真を多数添えて刊行。 「まさに謎でありつづける本がある。さまざまな年齢でなんども読み、それでも読むことをやめられず、ますます深みをましてゆく本である。『結ばれたロープ』がそうだ。まちがいなく、わたしがもっとも多く読みかえした本である。」(フィリップ・クローデル) (出版社HPより) - ◯ ロジェ・フリゾン=ロッシュ(Roger Frison-Roche、1906 - 1999年) フランスのパリに生まれシャモニーに没した作家。1923年からシャモニーに住み、24年シャモニーで開催された第1回冬季オリンピックの事務局で働いたのを機にジャーナリストの活動を始める。19歳で名ガイド「赤毛」の助手としてモンブランに登頂、シャモニーの正式な高山ガイドとなった。1938年から『アルジェリア通信』の記者となりアルジェに住む。同紙に1941年に連載した小説『結ばれたロープ』がグルノーブルのアルトー社から出版され、長年にわたるヒット作となった。その後『大クレバス』『山へ還る』などの小説13冊をふくむ多くの著作を残した。戦後は、探検家としてサハラだけでなくラップランドやアラスカを旅し、フランス山岳ガイド組合の会長もつとめた。 - 状態:A 帯付き、カバーに僅かなヨゴレあり - ページ数:408p サイズ:195×137mm 発行:2020年、みすず書房
鰆舎|sawarasha
運営責任者:牧野里穂
東京都公安委員会 古物商許可
第304392219791号