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詩集 略歴 石垣りん文庫3

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いちにちのはじめにパンを
指先でちぎって口にはこぶ
大切な儀式を
「日常」と申します。
(「朝のパン」より)


そういうことは
もうこの辺で終りにして。
まだ見きわめもつかない
自分の内面などという
私有に関する
もっともらしいことが
どの位くたぶれた衣裳であるか
脱ぎ捨ててみて。
一本の草のように
すっきり立ってみたいと。
風のはやさで
世界が吹きすぎて行くなら。
国家財産名誉格式
ごちゃごちゃしたひとかたまりの町を
遠く見おろす丘のあたりで。
どんなにさわやかにこの秋
枯れてゆけるかと。
手の中で明日への祈りを
どっさり握りしめている。
「種子」



状態:C
初版、帯イタミ・欠損少、背アセ、ヤケ、シミ、角オレ跡1頁、解説頁に書込み(レ点)1箇所
見返しに詩人・中里友豪の記名あり



サイズ:190×132mm
装幀:熊谷博人
発行:1987年、花神社

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