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セピア色のノートから きいちの詩的青春記 / 高階杞一

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向う岸と言えば普通「彼岸」を想起するが、この詩では明らかにそうではない。今読むと、この「向う岸」は、ここまで書いてきた「遠い〈どこか〉」を指しているように思われる。理不尽な仕打ちや束縛から解放され、静かに安らげる場所。
「約束」は、生まれるよりも前、そうした場所で誰かと交わしたものであるのかもしれない。どんな約束であったか覚えていないけど、遠い記憶の彼方からその約束が絶えずよみがえってくる。
(本文より)



◯ 高階杞一(たかしなきいち、1951年 - )は、大阪生まれの詩人。
1990年に詩集『キリンの洗濯』にて第40回H氏賞受賞。2000年に詩集『空への質問』にて第4回三越左千夫少年詩賞受賞。2013年に詩集『いつか別れの日のために』にて第8回三好達治賞受賞。2014年に詩集『千鶴さんの脚』にて第21回丸山薫賞受賞。



状態:A
初版、帯付き



ページ数:266p
サイズ:188×130mm
装幀:森本良成
発行:2023年、澪標

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