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往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ / 植本一子、滝口悠生、寄稿・武田砂鉄

¥123 税込

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写真家・植本一子と小説家・滝口悠生の往復書簡。



「歳をとることで、おそらく母は小さくなっていく。それに反比例して、私はきっとまだまだ強くなる。なんとなく、そこが逆転する瞬間にしか、対等に話は出来ないのではないか、そんな風に感じています。」(植本)

「来てみるまではこんな場所に来るとは思いもしなかった場所でお昼ご飯を食べ、ビールを飲みながら、ああひとりだ、と思う。娘のことを忘れるわけではないけれど、遠い、と思う。」(滝口)
(本文より)



寄稿:武田砂鉄



○ 植本一子(うえもといちこ、1984年 - )
写真家。2003年にキヤノン写真新世紀で優秀賞を受賞。
2013年より下北沢に自然光を使った 写真館「 天然スタジオ」を立ち上げ、一般向けの記念撮影をライフワークとしている。著書に『働けECD わたしの育児混沌記』『かなわない』『家族最後の日』『降伏の記録』 『台風一過』『うれしい生活』など。

◯ 滝口悠生(たきぐち ゆうしょう、1982年 - )
小説家。2011年「楽器」で新潮新人賞を受けデビュー。2015年『愛と人生』で野間文芸新人賞、2016年『死んでいない者』で芥川賞を受賞。
著書に『寝相』『ジミ・ヘンドリクス・ エクスペリエンス』『茄子の輝き』『高架線』『やがて忘れる過程の途中( アイオワ日記)』『長い一日』など。



状態:C
初版第1刷、表紙にムレ少・スレ・ヨゴレ少、角にイタミ少あり



サイズ:188×132mm
立体:O JUN
撮影:植本一子
装幀:飯村大樹
発行:2022年



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